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ヤマハ発動機 2025年12月期第2四半期決算 詳細まとめ

業績ハイライト

項目2024年6月期中間2025年6月期中間増減率
売上収益1兆3,484億円1兆2,778億円-5.2%
営業利益1,541億円841億円-45.4%
税引前中間利益1,541億円829億円-46.2%
親会社株主帰属中間利益1,129億円531億円-52.9%
中間包括利益2,028億円184億円-90.9%
基本1株当たり中間利益114.63円54.61円-52.4%

セグメント別実績

セグメント売上収益増減率営業利益・損失増減率
ランドモビリティ8,082億円-4.2%594億円-39.0%
マリン2,800億円-5.9%389億円-26.5%
アウトドアランドビークル777億円-18.0%-137億円赤字拡大
ロボティクス502億円+9.5%-26億円赤字縮小
金融サービス539億円-3.6%81億円-25.3%
その他79億円-23.8%-60億円赤字拡大

財務状況

項目2024年12月末2025年6月末
資産合計2兆7,835億円2兆7,583億円
資本合計1兆2,266億円1兆2,016億円
親会社株主持分合計1兆1,616億円1兆1,431億円
親会社所有者帰属持分比率41.7%41.4%

2025年12月期 通期業績予想(下方修正後)

項目予想値増減率
売上収益2兆5,700億円-0.2%
営業利益1,200億円-33.9%
親会社当期利益450億円-58.4%
1株当たり予想利益46.34円-78.1%

業績悪化の要因

  • 二輪車・マリン事業の不振(新興国の減速、米国マリン市場の需要減、販売台数減少)
  • 費用増加(研究開発費や人件費の増加、原材料調達コストの上昇)
  • 為替換算レートは米ドル148円、ユーロ162円と前年より円高に振れる
  • 新興国での生産停止や販売減(ベトナムの生産・出荷停止、インドでの販売不振)
  • 米中摩擦や米国関税など外部リスク拡大

配当と株主還元

  • 配当金(2025年度予想):年間50円(中間25円/期末25円)を維持とし、現状据え置き

コメント

ヤマハ発動機は2025年上期、全体で大幅な減収減益となりました。主力の二輪車・マリン事業が市況の悪化で伸び悩み、アウトドアランドビークルでは赤字が拡大しました。費用増や為替も逆風となり、通期の最終利益予想も大きく下方修正されています。配当方針は堅持されていますが、利益水準の急減を踏まえ、今後の動向を慎重に見極める必要があります。

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