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トリドールホールディングスの決算と株価動向まとめ(2025年5月)

うどんチェーン「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングス(証券コード:3397)の2025年3月期決算と、直近の株価動向について最新情報をまとめます。


2025年3月期決算のポイント

  • 売上収益は2,682億2,800万円(前期比15.6%増)と、全セグメントで過去最高を更新しました。
  • 一方で、営業利益は86億7,400万円(23.8%減)、税引前利益は53億3,200万円(49.5%減)、親会社株主に帰属する当期利益(純利益)は18億7,400万円(65.7%減)と大幅な減益となりました。
  • 減益の主因は、海外事業の不採算店舗やのれんの減損(約80億円)によるものです。
  • 主力の「丸亀製麺」は売上・事業利益ともに過去最高を記録し、コナズ珈琲も増収増益を達成しています。

2026年3月期の見通し

  • 最終利益は前期比2.9倍の55億円を見込む「V字回復」予想。
  • 売上収益は2,820億円(5.1%増)、営業利益は146億円(68.3%増)と大幅な増益を計画。
  • 配当は年間11円(前期比1円増)に増配予定です。

株価の動向

  • 決算発表直後の5月15日午後、株価は大幅安となり、一時4,079円まで下落しました(前日比205円安、4.6%下落)。
  • 5月14日時点の終値は4,409円、直近高値は4,473円(4月22日)でした。
  • 決算内容が市場予想を下回ったことが、短期的な株価下落の要因となっています。
  • PER(株価収益率)は約73倍と高水準、PBR(株価純資産倍率)は4.87倍、配当利回りは0.22%。

まとめ・今後の注目点

  • 2025年3月期は増収減益、特に海外事業の損失が重くのしかかりましたが、国内事業は堅調でした。
  • 2026年3月期は大幅な利益回復を見込む強気な計画が示されています。
  • 決算発表後は株価が大きく下落しましたが、今後は業績回復への期待や、海外事業の立て直しが注目ポイントです。
  • 配当増額や株主優待など、株主還元策も引き続き実施される予定です。

投資家向けワンポイント

海外事業の損失が一巡し、国内の丸亀製麺や新規事業の好調を背景に、来期は「V字回復」となれるかが最大の焦点。短期的な株価変動に惑わされず、中長期の成長ストーリーに注目したい局面です。


最新の株価や決算内容は、公式IRや証券会社サイトで随時ご確認ください。

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